世界遺産の「ロックアイランド」
パラオ南部のロックアイランドが、自然・文化の複合遺産として、2012年世界遺産に加わりました。”ダイバーの天国”としておなじみにパラオですが、たとえダイビングをしなくても、その圧倒的な自然美には魅了されるはず。干潮時に浮かび上がる白砂の道やクラゲがうようよ泳ぐ湖、美白効果のある海泥の海遊びなど、ほかでは体験できないミラクルな自然もたっぷり。しかも、日本から直行便ならばたったの4時間30分! こんな近くにスケールの大きな自然があるなんて、驚くこと必至です!
「ロックアイランド」とは、10万ヘクタールの海に存在する445の島の総称です。コバルトブルーの美しいラグーンとマッシュルームの形をした島のコントラストが見事なものです。
その美しさもさることながら、385種類以上のサンゴや植物・鳥、そしてジュゴンなどの海洋生物も生息しているところも特徴です。島の内側にできた海水湖(地殻の変動によってできた、塩水の湖のことです)もあり、植物・生物の新種の発見がなされています。
「ロックアイランド」のみどころ
ロングビーチ
引き潮のときだけ現れる、長い砂浜。それがロングビーチです!
毎日定刻に現れるものではないので、見られた時はラッキーです。
潮位差の少ない時期は、残念ながら見られないこともあります。
海上に現れる真白い絨毯のような砂の道は、パラオに来たらぜひ見ておきたいスポットと言えます。
カープ島
コロールよりスピードボートで約1時間で行くことができる楽園「カープ島」。純白の砂や豊かな森林に覆われた星型の小さなプライベートアイランドです。
島のほとんどが緑豊かなジャングルに覆われ、熱帯の動植物を楽しみながらの散策も、心を癒すひと時となりそうです。また、鍾乳洞や遺跡もあって、ワクワクできるところです。
カープ島の周りには、ダイビングスポットがたくさん存在しています。世界でも指折りのダイビングスポットである『ブルーコーナー』や『ジャーマンチャネル』へ10分程度で行くことができます。
イノキアイランド
大小500以上の島からなる、南太平洋に浮かぶ島国パラオ。
世界屈指の透明度を誇る海はダイバーにとっても憧れの地。
そんなパラオに「イノキアイランド」と呼ばれる島があることはご存じでしょうか。
たまたまそんな名前が付いたのではなく、燃える闘魂・アントニオ猪木さんが名誉オーナーであるこの島。
パラオがまだ有名ではなかった頃からずっと足を運んでいたアントニオ猪木さんに対し、パラオ政府が友好の証としてプレゼントした島です。
アントニオ猪木氏は、現在も頻繁にお忍びでパラオをよく訪れることでも知られます。島内にはレストランに猪木氏の写真が飾ってあったり、その足跡がそこかしこに見られたりもします。
「イノキアイランド」は入り江がとても美しく、1mもの大きさがあるシャコ貝を沖合で見ることができます。
ガラスマオの滝
パラオの魅力は海だけではありません。パラオの空港があるバベルダオブ島に「ガラスマオ」という大きな滝があります。
マイナスイオンたっぷりな大自然の中で水遊びを楽しみましょう。
ジャングルの奥地にあるこの滝は行くまでの道中も大冒険!ジャングルトレイルや渓谷をぬけて進みます。
ガイド付きのツアーで訪問するので、安心してジャングルトレッキングを楽しめます。
極上サンセット
一日の最後を締めくくるのに最高のサンセット。パラオで見るサンセットは、一生忘れることのできない思い出になるでしょう。
出典:http://blog.livedoor.jp/simoyang/archives/52340963.html